MGCまであと3日に迫りました。
練習で実力をつけ、体調を万全にすることはもちろんですが、
「ここ一番!」で実力がしっかり発揮できるメンタルが一番大事です。
ここで実力が出せないようではオリンピックではもっと難しいです。
そのためには日々のイメージトレーニング。
徹底的に本番の成功イメージを作り上げることと、
本番を想定した練習です。
MGCとは、MARATHON GRAND CHAMPIONSHIPの略。
陸連の方たちが考えに考え、工夫に工夫を重ねて実現した、
オリンピックマラソン代表選考のための一発勝負です。
過去には、どうやって選ばれたのかよくわからない代表選考があり、
不可解な代表選考だと陰口を叩かれたこともありました。
また、初マラソンで好記録を出して代表になり、
本番では勝負にならなかった選手もいました。
マラソンは好きでよくテレビ観戦していたので、
出場した選手にも、できなかった選手にも思い入れがあり、
「もっと活躍して欲しかった」
「出場させてあげたかった」
というさまざまな思いがあります。
これは、他の競技でもそうなんですけれど。
昨日、MGCが実現するまでの紆余曲折やご苦労が、
ドラマ仕立てでテレビ放映されていました。
どの選手にも平等にチャンスが与えられ、
誰が見ても納得でき、
尚且つオリンピックで「勝つ」ための選考法ではないでしょうか。
選手やコーチ・監督は皆、自分が出たいし自分の選手を出したいです。
あたりまえです。
死ぬほど練習してるんです。
外野はいろいろ勝手なことを言っていればいいですが、
トップに立つ人たちには、
外側ではわからない苦労があるのだと痛感しました。
一発勝負で結果が決まるのは陸上競技だけではなくどの競技も同じ。
水泳も、柔道も、バドミントンも、卓球も、個人競技はみんなそうですね。
タイムとか結果ではっきりわかる方が、
出場する方も出場できなかった方も納得できる気がします。
「何だかよくわからない…」って、どちらも辛いですね。
今回のMGCという選考方法が、誰にとっても納得でき、
日本のマラソン界にとっても「大正解!」となることを願っています。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。